一般教養
16/03/15 04:57
4月からまた文学と英語の講義始まる!
今はその予習でてんてこまい(>_<)
ところでここ何年も、一般教養の英語では資格関係の英語ばっか教えてる・・・
いわゆるTOEICやらTOEFL。。。
それはそれで学生が履歴書に書ける資格の一つなんで、大事と言えば大事(^ o ^)
けど、あんなもん、単語だけ覚えまくったら、
それだけでTOEICなら100点UPするし、
解き方のテクニック知ってたら、英語分からんでも、これまた100点UPする。。。
TOEICなんかやったら1年生でも700や800は楽勝(^ o ^)
TOEFLはちょいと手強いんで、TOEICほど点数UPは望めないけど、
それでもコツは同じ。。。
学生は自分の実力が点数UPという形で可視化されるから、
それなりにmotivationもUPするし、結構楽しんでるみたい(^ o ^)
けど、教える側からすりゃ、最初からどっかに答えがあって、
それ見つけるだけの問題なんか、
解けても面白いことも何ともない・・・
まぁ現実的にはそーゆーことも学生にとっては、
就職にも直結するんで大事かも知れんけど、
ずっと文学やってきた俺としては、
与えられた問題なんかどーでもイイ・・・
それよか自ら問題を発見して、それに対する自らの答えを模索する方が絶対exciting!
どーせ学生ら、大学卒業したら一生アメリカ文学を英語で読むことなんかほぼ無いはず。。。
けど、学生も卒業したら、生きて行くには何らかの形で社会と関わざるを得ないはず。。。
僕らは自分以外はすべからく他者であるから、他者との関わり方、
すなわち権力の相関の中で生きていかざるを得ない。。。
ここで重要な役割を果たすのが文芸科学!
大阪を知るには、大阪内部に留まっていてはダメで、
大阪以外の見地から大阪を見ることも必要なはず。
だから違った文化圏、違った年代、違った言語で構成されている、
例えば文学作品や映画、ディスコースを研究することは、
そうした権力の変数としてのヒト科生物の実態を考察するのにいい訓練になるはず!
けど、今の大学の一般教養の英語って、そんな理念なんかどこにもナイ!
今の一般教養の科目なんて、そうした「教養」、
つまり、多方面に応用の効く思考分析能力の育成なんか目指してナイ!
はっきり言って、大概の科目なんか無駄に終わってます。。。
TOEICやTOEFLなんか、今はネット環境があれば、大卒後だって十分自分で勉強してスコアアップできます。
文系理系に関わらず、結局僕らは人間社会の中で生きてくんで、
人間社会の権力の構図から発生し、その権力の構図を映し込んでいる文芸作品というのは、
僕らの社会、そしてそこでしか生を保てない僕ら自身のことを考察可能な、
優れた研究材料でもある。
せめて大学時代は、文系理系問わず、たとえ専門の学究に直接は関係なくとも、
少なくとも1つは異文化の文芸作品に触れて欲しいと思う。。。。
そんなこと思いながらも、今俺はTOEFLの受験対策の予習やってる・・・(>_<)
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