シラバス
16/03/07 11:36
もうすぐ、あと1ヶ月もしないうちに新年度の講義が始まる・・・
今は予習で大変!!(>_<)
およそ、シラバスに書いたこと通りに講義組み立ててるけど、
やっぱりヤッてると、ところどころシラバスには書いてないことも織り込みざるを得ない。。。
だって、シラバス書く時って、だいたい12月頃なんで、
年末の忙しいときに、次年度のことまで頭回らんし・・・
けどまぁ多少シラバスから外れた講義ヤッたとしても、
そんなん大したこっちゃないです!!
だいたい、どこの大学でも、シラバス読んでから講義の受講決める学生なんか限りなくゼロに近いし。
学生が授業選択する基準は、
1)楽して単位取れるか?
2)バイト、クラブに影響がないか?
これ以外にほとんどありません。。。
そんなことは百も承知。。。
いわゆるシラバスってのは、
学生と教員との間の約束事、ルールブックなんで、
出席率、単位取れた取れない、レポートの配点、
エッセイの配点なんかを明確にするためのもんです。
ある意味、教員の防衛策的意味が大きくて、
学生とモメ事なった時に、
「ほら、シラバスにちゃんと書いてるでしょ!」
って言うためのも ん。。。
そして、やっと二の次に、何とか学生の興味を引きそうなこと書いておく。。。
まぁ読まれることは確実にないからいいんだけど、
予習する時に、「どういうつもりで講義やるんだっけ?」って振り返ったりするときに便利。。。
だから、半分は予習するときに、自分を戒める意味で俺は書いてる(^ o ^)
それでもやっぱ学生の学習効果ってこと考えると、
付け足したり差し引いたりせなアカンとこって出てくる。。。
まぁ文芸科学なんか、どーせ100年以上も前のアメリカの文学作品のこと扱ってるんで、
今生きてる学生らに、直接は関係ないことは明白。。。
100年前の作品のことが分かったとしても、そんなんあまり意味ない。。。
それよか、100年前の文学作品を分析することで抽出できる、
人間に対する権力の発生、そして作用するメカニズムを理解した方が
学生のためにはなるよーな気がする。。。
それに、学生らは課題に対してgroup discussionもせなあかんので、
情報の分析、収集、そしてコミュニケーションも学ぶ必要が出てくる。
一見「できなさそう(>_<)!不可能!」に見えることでも、
四苦八苦して結果出そうと努めること、
これも大学の講義では大切なこと。。。
四苦八苦して得た結果自体は生きてくのには直接役に立たないかも知れない。。。
でも!四苦八苦して得ようと努力したことを自信に繋げて欲しい。。。
空手の世界でも、結果は大事やけど、
その結果に関わらず、結果を求めようとして努力したという経験は、
必ず「次」に繋がる。。。
学生には常に「次」、すなわち「未来」があるんやから・・・
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